放射性廃棄物の処分について
高レベル放射性廃棄物の発生量及びその見込み
発生量
平成12年末までの原子力発電の運転により生じた使用済燃料から換算されるガラス固化体の本数は、約14,400本となる。このうち、国内に貯蔵されているガラス固化体は、平成13年5月末現在574本(青森県六ヶ所村に464本、茨城県東海村に110本)である。
発生見込み
平成12年1月1日から平成21年12月31日までの発電用原子炉の運転に伴って生じた使用済燃料の再処理後に生ずる特定放射性廃棄物1)の量は、電気事業法第29条第1項の規定により経済産業大臣に届け出られた供給計画(平成12年度)を基礎として算定した結果、以下の表のとおりと見込まれる。 年 (平成) |
左欄の年における発電用原子炉の運転に伴って生じる使用済燃料の再処理後に生ずる特定放射性廃棄物の量の見込み(本) |
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12 |
1,100
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13 |
1,100
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14 |
1,100
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15 |
1,100
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16 |
1,100
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17 |
1,200
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18 |
1,200
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19 |
1,300
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20 |
1,300
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21 |
1,400
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平成22年以降の各年における発電用原子炉の運転に伴って生じた使用済燃料の再処理後に生ずる特定放射性廃棄物の量を平成21年と同程度という前提をおいた場合、それぞれ当該時点までの発電用原子炉の運転に伴って生じた使用済燃料の再処理後に生ずる特定放射性廃棄物の量の総量は、平成25年頃に約3万本に達し、平成32年頃には約4万本に達するものと見込まれる。
【注】
特定放射性廃棄物:発電用原子炉の使用済燃料の再処理後に残存する物を固形化したもの(高レベル放射性廃棄物)のこと。