放射性廃棄物の処分について

フィンランド ロビーサ処分場

 フィンランドのロビーサ処分場はロビーサ原子力発電所から発生する放射性廃棄物を処分するために、まず低レベル用の処分施設の建設がされ、1998年に操業を開始した。引き続き中レベル用の処分施設の建設が進められており、将来は原子炉の廃止措置に伴って発生する廃棄物のための処分施設の建設も計画されている。

 現在操業中の低レベル用の処分施設は、地表から約110mの深さの岩盤に水平空洞を掘削し、掘削された空洞内に廃棄体を直接定置する処分方法としている。現在1基の処分施設が完成しており、さらにもう1基の処分空洞の建設が計画されている。

 また中レベル用の処分施設も同様に水平空洞を掘削し、空洞内にコンクリートピットを構築し、その内部に廃棄体を定置する処分方式が計画されており、現在その建設が進められている。


ロビーサ処分場レイアウト
ロビーサ処分施設の概要
施設名称 諸  元
運転廃棄物
処分空洞
低レベル廃棄物用
処分空洞(2基)
空洞1基の長さ106m、空洞断面積30m2
1基当たり200L鋼製ドラム缶6000本収容可能
中レベル廃棄物用
処分空洞(1基)
空洞の長さ84m、空洞面積300m2
コンクリート容器(径1.3m、高さ1.3m)
3000個収容可能
廃止措置廃棄物
処分空洞
原子炉サイロ
大型装置のホール
解体廃棄物ホール
空洞の大きさ44,660m3
空洞長さ、断面積は不明

低レベル廃棄物用処分空洞 中レベル廃棄物用処分施設計画

【出典】
「平成15年度 低レベル放射性廃棄物処分技術調査 報告書」
(平成16年3月、財団法人 原子力環境整備促進・資金管理センター)