原環センターライブラリ

諸外国のTRU廃棄物処理処分対策の状況

  英 国 フランス ドイツ
処理処理処分の方針 TRU廃棄物は低中レベル廃棄物に相当する
>4GBq/t、>12GBq/tでガラス固化しない廃棄物が対象
自国での再処理により発生したTRU廃棄物を固化処理貯蔵後、深地層処分する
自国での再処理により発生したTRU廃棄物を固化処理し、貯蔵後、深地層処分する 再処理を外国(英国・フランス)に委託し、返還廃棄物を深地層処分する
TRU廃棄物の内、非発熱性廃棄物はコンラッド、発熱性廃棄物はゴアレーベンに処分する
使用済み燃料の直接処分についても検討中
処分場 未定 サイト選定中
ゴアレーベン
(岩塩ドーム)
:発熱性廃棄物
コンラッド
(鉄鉱山の廃坑)
:非発熱性廃棄物
実施主体 NIREX
(原子力産業放射性廃棄物管理会社)
国:ANDRA
(放射性廃棄物管理機関)
国:BfS
(連邦放射線防護庁)
スケジュール
・処分場建設
:未定
・処分場建設
:21世紀初頭
・処分開始
:21世紀
ゴアレーベン
・サイト特性調査
:1995∼2000年
・処分開始
:2008年
コンラッド
・処分開始
:未定
最近の進捗状況 NIREXはセラフィールドに地下研究所を建設する計画を進めていたが、1997年3月に 建設が認可されないことが確定した HAVLプロジェクトとして、高レベル放射性廃棄物と同一の計画を進行中 コンラッドのサイト特性調査はすでに終了しているが、地元州政府の反対により 処分場の建設が開始できない状態にある

  スイス 米 国 ベルギー
処理処理処分の方針 海外再処理委託により生じるTRU廃棄物を深地層処分する 100nCi/g(3.7GBq/t)以上のTRU核種を含む廃棄物をTRU廃棄物と位置付け、 軍事施設から発生したTRU廃棄物のみをWIPP(Waste Isolation Pilot Plant)に処分する 再処理を外国(フランス)に委託し、返還廃棄物は深地層に処分する
処分場 サイト選定中 ニューメキシコ州カールスバット近郊(岩塩層) モル・デッセル(粘土層)計画
実施主体 未定
サイト選定はNAGRA
(スイス放射性廃棄物管理共同組合)が担当
国:DOE
(エネルギー省)
ONDRAF/NIRAS
(ベルギー原子力燃料廃棄物管理機関)
スケジュール
・処分開始
:2020年以降
・操業開始
:1999年3月
2035−2080年予定
最近の進捗状況 処分サイトを選定中 WIPPのサイト特性調査は終了しており、DOEは1999年3月に操業を開始した